ブロックチエーン技術は私たちの生活や産業構造をも変える新たなチャレンジの機会を与えてくれました。これまでのIT技術を根底から覆す体験を得ることが出来るというチャレンジです。
それは真のデータオリエンティドな世界、デジタルトランスフォーメーションへのチャレンジです。デジタルトランスフォーメーションは、IoTでこれまで得られなかったデータを取得し、集められた膨大なデータを監視、制御、最適化、自律化のシナリオです。ビックデータの高速解析で可視化が促進され、さらに分析が進み、複雑な分析は第3世代AIがOSSで提供されることで誰でも容易に解析が出来る様になりました。
反面、こうした技術で作られたシステムが社会インフラとして導入されていますが、データの透明性や安全性の問題が問われています。この問題を解決する新たな技術がブロックチエーンです。
技術には、光と陰があります。
インターネットも1970年代に生まれた技術で数十年を経て成熟をしました。ブロックチエーンの可能性は無限ですが、未だ未だ完成された技術ではありません。
私たちカウラは、この千載一遇の機会を生かし、より多くの人たちが素晴らしい技術の伝搬者になり、新たなソリューションを提供する人たちを増やすサポータとして、また自らも生活や産業構造を変えるプラットフォーマとして画期的なアイデアを経験できる企業としての役割を担うことを目標としました。
*KAULAとは、ハワイ語で”チェーン”に意味、別の解釈では”預言者”の意味もあります。
2017年1月
カウラ株式会社
代表取締役
岡本克司