
カウラは、2019年10月末日に、 株式会社 スリーダムに全株式を譲渡し子会社となりました。これまで、IoT分野へのブロックチェーンの適応を進めてきており、2017年に発表したBRVPS(EV用バッテリー残存価値予測システム:dApps)は、Wanxiang Smart City Global Blockchain Challenge (2017年9月)での入賞、2019年10月FROST & SULLIVAN 社から“Japan Automotive Blockchain Technology Entrepreneurial Company of the Year 2019”を受賞しました。アプリケーションの製品化は、FUSION(Ethereumベース)のプラットフォームを開発し、dAppsを作り易くする工夫も進めてきました。
ご承知の通りブロックチェーン技術は未成熟でサービス構築には多くの課題があります。一方で注目されているのは、事業構造を変える可能性を含んでいるからです。こちらは、新しいサービスモデルを作り上げ、社会実装をいち早く作り上げる工夫や実績が求められています。社会実装とは、実行性(Attainable, Authentic, Comprehensive)が重要です。
今回の決断は、BRVPSをいち早く実現するためにバッテリーの先端技術を持ち、事業展開を進めているスリーダム社のグループに入ることで、一気にカウラのゴールを実現するためです。。
ブロックチェーンを利用したビジネスの可能性は高く、またサービス化には関係者(個人、企業や団体)が多く、利用技術や経験も幅広く要求されます。ブロックチェーン関連で活躍されている個人や企業様とのアライアンスを促進してサービスの社会実装を実現して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
カウラ株式会社|CEO 岡本克司