7.1 多様な人材活

GBA栗原さん(Government Blockchain Association)から指摘された課題です。難しいテーマです。

 2017年ころからブロックチェーンコア技術者の採用を検討し、国内に殆ど人材がいないので、ロンドン、上海、ニューヨーク、ベルリン等で検討しましたがどこも同じ状況でした。また、GAFAの採用規模が大きく(2018年4月発表:Amazonがバンクーバーで事業拡大を発表。新たに3000人分の雇用を創出)、ベンチャーに人材が行かないことや、本日の日経に「IT転職 日本の給与、アジアに見劣り」とあり、日本は魅力ある市場でなくなったのかもしれません。

外資系IT企業にいた経験から、最も大きな障害はランゲージバリアです。これは単に英語が出来るという意味ではなく、仕事に取り組む姿勢の問題を含んでいます。即ち、英語圏でのビジネスマナー、プロジェクトマネージ、文化など、そもそも仕事の仕方が国際化されているのに取り残されているのではないでしょうか?

日本企業家が海外で起業するケースも増えてきたり、Meetupやインキュベーションでブロックチェーン界隈の要人の来日や会合も増えたりしているので、積極的に参加され飲みニケーションを通じて親交を深めることから始めては如何でしょうか?

こうした理由から、弊社は、ブロックチェーン専門コーワ―キングスペースneutrinoの入居を決めました。(続く)