Smart Market Protocol ソースコード公開

Smart Market Protocol(SMP) のソースコードをGitHubにて公開しました。

まず、SMPのデモサイトでご紹介している価格調査のスマートコントラクトコードを公開しました。SMPのスマートコントラクトはEthereumの独自言語(solidity)で記述しています。

価格調査のスマートコントラクトコード以外についても、順次公開を予定しています。

 

GitHub : https://github.com/SMPTeam/smp

 

 

スマート・マーケット・プロトコルが STATE OF THE ÐAPPS に掲載

スマート・マーケット・プロトコルが、Ethereumの公開Dappsリスト「STATE OF THE ÐAPPS 」に掲載されました。

Dappsとは、Decentralized Applications(分散型アプリケーション)の略称で、ブロックチェーン/スマート・コントラクト基盤上に構築される公開型アプリケーションのことです。

前述の「STATE OF THE ÐAPPS 」にはグローバルで約400のアプリケーションが登録されており、各アプリケーションは「ethercasts.com」のメンバーによって審査・承認されることで公開されています。

スマート・マーケット・プロトコルは「Demo」の公開状態で登録されています。

実際のデモンストレーションサイトはこちら

OSSプロジェクト:スマートマーケット・プロトコル

Kaula Labsのスマートコントラクト・プロジェクト「Smart Market Protocol」に関するご案内です。

Smart Market Protocol suite

ユースケースと機能

Smart Market Protocolは、商品取引に関するビジネスプロセスを定義したプロトコル群です。ユースケースは次のようなものを想定しています。

例えば、あなたが何か新しい商品を開発し、販売を計画しているとします。この時、あなたには商品の開発力だけでなく、商品の販売プロセスに関する知識や経験、さらには販売チャネルが必要になります。Smart Market Protocolはこれら一連の販売プロセスを定義したスマートコントラクト・プロトコルで、ピアツーピアの商品販売を支援します。

Smart Market Protocolの具体的な要素は、商品の販売価格を決定するための商品価格調査、商品の販売実績に応じて価格改定を行うアルゴリズム、商品の販売実績や評価情報をもとにしたマーケット分析などです。

デモアプリ・ソースコードの公開

KaulaはSmart Market Protocolの開発をオープンソースプロジェクトとして実行することを決めました。2017年4月中旬よりデモ・アプリケーションを公開しています。

デモ・アプリケーションサイト(公開中)

ソースコードはgithubにて公開を予定しています。
(詳細は追って公表)

スマートコントラクトによって生まれる新しい世界

今日は、ブロックチェーン・スマートコントラクトの可能性のひとつについて深堀って考えたいと思います。

とかく、ブロックチェーンと言えば「中央集権型 vs 分散型」という壮大なテーマでその優位性が語られることがありますが、このことを企業のビジネスに引き寄せて考えなおすと、実は「効率化・コスト削減」に関する聞き慣れた論点であることに気がつきます。

さて?何のことか・・・
順に説明します。この話は2つのポイントを含んでいます。

  • ① 業務プロセスの統合による、管理・作業・手数料などの排除

ブロックチェーン・スマートコントラクトで提供するサービスは、既存業務のプロセスを統合・自動化し、「仲介者」や「管理者」に拠らずにサービスを提供する、という改善をもたらすと考えられています。これは別の言葉で言い表すと「業務効率化」です。

  • ② システム運用費用の低減

上記のような「業務効率化」をもたらすというブロックチェーン・スマートコントラクトのシステムは、安価なマシンリソース(及びオープンソースソフトウェア)で構築・運用することが可能なため、業務運用コストを抑制することが出来ると考えられています。これは既存システムに対する優位性ですが、別の言葉で表すと「経費圧縮」です。

このように、ブロックチェーン・スマートコントラクトに期する革命は、見方を変えればビジネスで良く聞く改善テーマの話であることがご理解頂けたかと思います。
ただ、ここでもう一歩踏み込んで考えると、前述の①②の効果は、実は次なる変化を世界にもたらす「きっかけ」であるということに気づきます。

 

①仲介業務や管理業務を必要とせずにサービス提供が可能(=業務効率化)

 → 顧客サービスの自由度の向上(サービス提供スピードの向上、低価格商品の誕生)

②システム開発・運用に掛かる経費が低減(=経費圧縮)

 → 新規参入を促進、新規事業者の事業継続性を下支え

冒頭の「中央集権型 vs 分散型」に関する壮大なテーマから一旦は「よく聞く改善の話」に成り下がり、その後一周まわってサービスの革新に関する話に戻って来ました。企業の利益の確保に限った話ではなかったようです。

あらためて、ブロックチェーン・スマートコントラクトは、人々のベターライフにつながってこそ本当の価値を宿すものだと考えます。企業のコスト削減・利益確保という狭い範囲の手段として位置付けると本質を見誤ってしまうのではないかと思うのです。

ところで、仲介不要・ダイレクトサービス化の流れは、これまでもインターネットの発展と共に脈々と続いて来ましたが、ブロックチェーン・スマートコントラクトの登場によって、世界のフラット化がさらに一歩進むと考えられます。これにより、極端に言えばインターネット上のあらゆる業者までもが過去の物になり、個人によるサービス提供の機会が大きく広がろうとしていると言っても過言ではありません。

これまでより一つ上の段階で、企業間の「仲介」や、企業内の「管理」が不要になる世界が訪れようとしているのです。

現在、カウラでは「分散型マーケティングサービス」と「マイクロペイメント市場」の創出に向けたDApps(Decentralized Applications)を試験開発しています。近日中に一般向けのデモンストレーションができるように準備を進めています。

この取り組みは、これまでマーケティングのプロが使用してきた実践的な市場分析サービスを、フラットな取引の世界で、誰もが気軽に利用できるようにする実験的な取り組みです。​

Kaulaはブロックチェーンを活用したビジネス・プラットフォームをデザイン・開発しています。

2017年2月8日

Kaulaは新時代の分散型ビジネス・プラットフォームをデザイン・開発しています。
私たちがビジネス革新の基盤として採用した “ブロックチェーン” と “スマートコントラクト” は、これまでのビジネスシーンに存在しなかった新たなサービスを生み出す潜在能力を持っています。

経済産業省が平成28年4⽉28⽇に、下記のブロックチェーン・ユースケースを発表しました。近年、投機的な賑わいを見せている “ビットコイン取引” はそのうちのひとつのユースケースに過ぎず、今後はブロックチェーンのビジネスへの応用が始まると見込まれています。

<ブロックチェーンのユースケース例>

出典:ブロックチェーン技術を利⽤したサービスに関する国内外動向調査
経済産業省 商務情報政策局 平成28年4⽉28⽇

このようなブロックチェーンの将来の展望において、今後は “スマートコントラクト” への注目が高まっていくと考えられています。スマートコントラクトは、いわばブロックチェーンを分散型システム基盤に据えたアプリケーション開発プラットフォームであると言って差し支えありません。

Kaulaは自社開発するプラットフォームの基盤に、”ブロックチェーン” と “スマートコントラクト” を有するEthereumを採用しました。Ethereumは世界で最も多くのブロックチェーン・スマートコントラクト技術者の注目を集めるオープンソースプロジェクトであり、さらに、企業内のアプリケーションから公共の用途まで幅広い活用が想定されている 将来を期待されたシステム基盤※ です。

このような世界の注目を集めるEthereumを自社のシステムプラットフォームに採用し、Kaulaは世界標準のビジネス・プラットフォームの構築を目指しています。

※ Ethereum以外に 一般企業向け :HyperLedger-Fabric  金融機関向け :Corda 等のプラットフォームも注目されています