欧州委員会バッテリー規制案について

2kwh超の電動車バッテリー最新案 (2022 January 発表)

1)原料採掘サプライチェーンのDD適合認定(倫理調達の証明)
2)バッテリー製造2024報告 カーボンフットプリント
2026適合 耐久性要求(使用条件提示)
2027報告 リサイクル材料含有量
3)車輛使用中SOH/寿命推定情報をBMSに蓄積し開示(BMS設計対応)
4)回収2023義務化 蓄電池メーカーは全廃バッテリーを回収すること
5)再利用寿命情報の開始、取扱い・試験結果開示、関連製品の要件等の満足
6)リサイクル2025制度化 リサイクル効率
2026制度化 材料リカバリレベル
欧州委員会発表案を元に弊社作成

報告、適合、制度化、義務化など年号を切って発表した。EU圏内と取引のある企業は対応を迫られる事になる。時間の猶予はない。運用の詳細は書かれていないが、いずれ世界標準になって行くのでしょう。一方で、損害保険会社やリース会社などビジネススキーム変更の機会でもある。

(参考資料)
欧州委、循環型経済に向けたバッテリー規制の改正案発表(2020-12-10):EUバッテリー指令
欧州委員会は12月10日、バッテリーに関する規制の大規模改正となる規則案外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。「欧州グリーン・ディール」で2050年までの気候中立(温室効果ガスの排出実質ゼロ)を掲げる欧州委の「循環型経済行動計画」(2020年3月17日記事参照)における取り組みの第1弾だ。欧州委は「持続可能なスマートモビリティー戦略」(2020年12月11日記事参照)の中の電気自動車(EV)推進に向け、「欧州バッテリー同盟」(2018年10月17日記事参照)を立ち上げるなど、バッテリーの開発と生産を産業戦略上の重要政策として、官民一体で取り組んでいる。