BATTERY RESIDUAL VALUE PREDICTION SYSTEM
for Circular Economy
開発の背景
電気自動車は世界中で都市環境と交通の問題解決に期待が高まっています。しかし、高い電池コスト、信頼性や安全性が低い電池ではEVの発展の障害、課題になっています。電池産業の健全な発展、調整をするためには、電池単体の生産情報から回収、二次利用、全寿命のデータを抽出して管理することが求められ、バッテリーライフサイクル管理と共有プラットフォームのシステムを作らなければなりません。
BRVPS(EV用バッテリー残存価値予測システム)は、①バッテリーの残存価値評価と②循環取引を可能にする等級化を実現することを目標に開発をしています。
BRVPS Road Map
2019Q1 リリース
2020Q3 リリース
2021Q2 Plan
BRVPS1.0 Reference Implementation
BRVPS1.0 for EV/ESS Battery
BACE Platform(循環型経済に対応したプラットフォーム)に移行
BRVPS1.0 ソフトウェア概要
BRVPS1.0は、社会実装を実現するための機能を精査し実用に耐える機能を目指して開発をしております。主な機能としては、(1)IoT Hub (AWS IoT Core) (物理層、データ収集層)、(2)FUSIONブロックチェーン(Ethereum/Parity)データ証明層、価値証明層、価値流通層)、(3)BRVPSプラットフォーム(ブロックチェーンアクセス、データベースアクセス、各種サービス)の3つのコンポーネントから構成されています。
尚、価値流通層(外部トークンAPI)およびTCDMの実装は、BRVPS2.0で計画されています。
▶ソフトウエア・プロダクト詳細は次ページ以降を参照ください。
P-2 : BRVPS1.0 Reference Implementation (参照実装)
P-3 : BRVPS1.0 for EV/ESS Battery(状態監視)
P-4 : BRVPS2.0 for Cloud Battery(電力・エネルギー統合)➡BACE Platformに統合