Battery Web全体図
- 独立した複数の事業者が電池の測定、診断、評価を行うことで、電池のリユース、リサイクルが適正な競争と経済的合理性の下で行われる。
- 測定、診断、評価結果のデータは所有者が選んだ物理ノード上のデジタルツインのウォレットに暗号化して格納され、データへのアクセスは所有者が定めるポリシーによってのみ許可される。
- データはデジタルツイン間で真正性を保証しつつネットワークを介して送受信される。
- 事業者、クルマのオーナー、電池を識別する識別子を低コストで付与できる。
- 今後のEV増加に適応できるだけのスケーラビリティがある。
- 国内のリサイクル市場のニーズにきめ細かく対応でき、しかも海外の同様な分散プラットフォームとも相互運用性がある。
Applicaton example : EV Battery
1.Battery Web™は「自己主権型情報共有プラットフォーム」の相互接続性を担保する技術
【出願番号】商願2023-122994 商標査定受領(24.09.26)
【概要】バッテリー等のデジタルツインを非中央集権的に取り扱うしくみ
2.W3C準拠の分散型アイデンティファイアー(DID)、検証可能な資格情報(VC)などの技術を用いた自己主権型情報共有システム
- Decentralized Identifiers (DIDs) v1.0 (W3C Recommendation)
- Verifiable Credentials Data Model v1.1 (W3C Recommendation)
- DIDComm Messaging v2.0 (DIF Ratified Specification)
3.プラットフォーム参加者が合意出来るガバナンス検討基盤を提供
- ガバナンスとは・・参加資格、参加費、組織構成、コンプライアンス、司法管轄、知財管理、アクセス管理、HW/SW認定、ユーザビリティ/アクセシビリティ、等、定める規約は多岐に渡る
4.サステーナブルな経済活動を支援する分散アプリケーションの参照実装を提供
- 非公開情報はブロックチェーン技術で秘匿性、非改竄性を担保しながらアクセス権を持ったアクターが参照し、同時に公開情報への参照も可能となる。
- 機密データの公開方法は、①データのエッセンスのみを公開、②人間系で公開情報を止める(公開した人の信用)、の2つ。アプリケーションによって使い分ける。
5.蓄電池分散型情報流通システムの開発(Battery Web™プロジェクト)
- 2024.01 EV蓄電池2次利用実証実験実施 (詳細についてはお問い合わせください)
(註)上記の情報は変更される可能性があります。
▶ Battery Web™の詳細についてはお問い合わせください。