“蓄電池の地政学” 日本は蓄電池でDRAMや太陽光発電の「敗戦パターン」を再び繰り返すのか|日経エネルギーNEXT

第7回(最終回)

▶ 日本は蓄電池でDRAMや太陽光発電の「敗戦パターン」を再び繰り返すのか

連載記事「蓄電池の地政学」の最終回となる今回は、蓄電池産業に関わる日本の動きを取り上げる。第1回で解説した通り、「産業強化」「カーボンニュートラル」「経済安全保障」の3つの側面から蓄電池産業をめぐる施策が欧米中を中心に活発化している。日本政府も2022年8月に 「蓄電池産業戦略」 を策定し、日本の蓄電池産業を強化する姿勢を示した。今後、日本の蓄電池産業は成長路線を描くことができるだろうか。過去の事例の分析も交えて考察する。

▶ 大串 康彦=産業戦略アナリスト / カウラ社 電力・エネルギー・スペシャリスト

[連載]蓄電池の地政学