FUSION PLATFORM Reference Implementation 1.0 の提供を開始

= ブロックチェーン・アプリケーションの開発を容易にします =

分散レジャー技術のカウラ株式会社(本社 東京、岡本克司 CEO)は Fusion Platform Reference Implementation 1.0の提供を開始します。Reference Implementation(参照実装。以降RIと呼びます)は *Ethereumのスマートコントラクトと分散アプリケーションのソースコードと付属書類から構成されるdAppsソフトウェア開発キットです。
*ブロックチェーン・インフラソフトウェアは、Quorumを利用しております。

カウラはこれまでのブロックチェーン・アプリケーションのデザインや実装経験を経て、ブロックチェーン・アプリケーションの構成方法や参照実装を RIとして提供します。 RIは、ブロックチェーン・アプリケーションをデザインするための数々の知見を含んでいます。

今回発表する RI 1.0にはカウラが発表をしている BRVPS (EVバッテリー残存価値予測システム) の一部のアプリケーション、バッテリーの充電支払いやバッテリーの二次取引アプリケーションを含んでいます。

EVバッテリーのアプリケーションの構成例

RI 1.0を使用すると、ブロックチェーン・アプリケーションをスクラッチから開発する必要はなく、RIの参照実装を参考にして、あなたのアプリケーションに特有な部分のみを変更、もしくは追加することによって、迅速にアプリケーションを開発することができます。

また、RI 1.0はアプリケーションに共通なコア部分とアプリケーションに依存した部分に分かれていますので、BRVPS以外のIoTアプリケーションにも活用することができます。

カウラは今後、他の業務分野(電力・エネルギー分野、健康・医療分野、物流など)のデザインパターンにも対応すべく Fusion Platform RIを拡張していく予定です。

Fusion Platform Reference Implementation 1.0をご利用される企業様および開発パートナー企業様向けに個別に公開してまいります。
ご利用を希望される企業様は ここ からお問い合わせください