暗号通貨要件とは異なるIoT視点の課題

IoT視点の課題

  • 個人情報を安全に扱う(共通課題)
  • 異なるデバイスで計算モデル稼働(分散システム)
  • データから価値を取り出す(価値創造)
  • トークンエコノミー/シェアリングエコノミー(新経済モデル)

Web3関連の要件を、セキュリティー系とパフォーマンス系に整理してみました。
IoTの主な課題は、①低遅延時間と②パケット量です。その他、計算ロジックをどの層で行うのか、分散システムの課題があります。また、セキュリティー系との連携では、データの存在証明やWeb2.0の課題であったアイデンティティ、しかも分散アイデンティティの問題がありますが、Web3では、SSI(自己主権型アイデンティティ)の登場で解決の目途が出て来ました。

トークンを発行、移動、消費を管理するシナリオ

2022-03-31 KABLIS(バッテリー循環経済型プラットフォーム)の発表で、SSI/DIDを実装し、デジタル証明(VC)を実現しました。
次の拡張のシナリオは、トークンエコノミ対応です。トークン自体の発行は問題なくできますが、ユースケースの開発が大きな課題です。下記はカウラは考えるトークンエコノミのシナリオです。

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