カウラ株式会社がブロックチェーンとIoTのラボを開設、先端技術とビジネスモデルを実証する体制に

 カウラ株式会社は2017年4月6日ブロックチェーンとIoTを推進するための新組織「カウラ・ラボ」を発足しました。これまで得られた知見を基に、オープンなスマートコントラクト・プラットホームの提供者として、革新的なサービスで新事業の開発に専念してゆきます。

カウラ・ラボは、デジタルトランスフォーメーションを促進する一連のコア技術(IoT, Bigdata Analytics, AI, Blockchain)に特化し、フォーカスした3つの領域(①シエアリング・エコノミー、②マイクロペイメント、③ロボアドバイザー)で実証環境を提供する組織としています。「ブロックチェーンやIoTは技術面だけでなく、ビジネスモデルの観点でのイノベーションも欠かせない」。そこで、技術的バックグランドの強いカウラ・ラボの創設で新規ビジネスの立案、発足の経験が豊富なチームとの連携で経営革新を進めて行きます。

新設したカウラ・ラボは、イーサリアム基盤のマイクロペイメント・プラットフォームSMP(Smart Market Protocol)を開発し近日中のオープンソース化を予定しています。開発責任者は、イーサリアム・スマートコントラクト開発リーダーの町浩二が担当し、エバンジェリスト型MVE(Minimum Viable Ecosystem)を推進しプラットフォームの完成度を高めて行きます。

また、最新のブロックチェーン技術を得るために、先行する英国は、KAHM社と提携(3月6日発表)、将来的には、ヨーロッパ、米国などの有力企業との提携を進め活動の領域を広げて参ります。